こんにちは。今年でアパレル勤務販売員四年目のKensuke Okamoto(@okaken167)です。

ちょうど昨日、ゾゾタウンからこれまでになかった全く新しい製品が発表されました。

その名も「ZOZOSUIT」。もちろん早速予約しました。

めちゃくちゃ話題ですよね。

今回の記事ではこの製品がどれだけ画期的で、アパレル業界の今後を大きく変えるものかを、販売員目線も交えてお伝えできればなと思います。

ZOZO SUITとは。 自分の体型を測ってくれるデバイス

「ZOZOSUIT」はどんな商品かというと、公式HP曰く

「ZOZOSUIT」 は、当社がニュージーランドのソフトセンサー開発企業 「StretchSense Limited.」 と共同開発した、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツです。トップスとボトムスの上下を着用し、スマートフォンとBluetooth通信で接続することで、人体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測でき、そのデータをZOZOTOWNアプリに保存する事ができます。

というものです。

超ざっくりいうと「ZOZOSUITで体型のいろんな箇所の数値教えるで。」というもの。

そしてただ数値を測るのみではなく、その人の体型にあった服を提供してくれるもの。

まさに「Future is born」って感じですね。

ちなみに販売員の僕でさえ体型の正確な数値を知りません(恥ずかしい限り)

というかほとんどの人は身長、体重、足のサイズくらいじゃないですか?知ってるの。

でも、オンラインショップでは商品の詳細な寸法とか記載されてますが、それに照らし合わせて自分自身のサイズを測る人は少数じゃないでしょうか。知っているけどやらないんですよね。

だってめんどくさいじゃないですか。シンプルに。

それをZOZOSUITを着ただけで一瞬で各部位を計測してくれるこの商品はすごいとしか言いようがない。。

ちなみに動画はこちら

最初の購入は無料(送料200円)2回目の購入から3000円になるそうです。ZOZOSUITの予約はこちらから

というか無料というところもすごい。そのぶん大きな利益が得られるということなんでしょうか。

無料ですし、間違いなく普及するはず。だって無料なんですもん。(二回)笑

ZOZOSUITの登場でいよいよオンラインサイトの弱点がなくなる

リアル店舗とオンラインショップの最大の違いは

・試着ができるか否か

・リアル店舗では製品の素材を確認(触れる)できる

・製品の薄さ、厚さを肌感で知ることができるか否か

・販売員がお客さまにあったコーディネートを提案してくれるか否か

が大きな違いだと思います。

その中でもっともオンラインで購入を躊躇する大きな要因は

「自分の体型にあっているか」

だと思います。

販売員をやっていてよくある光景が

オンラインでそのブランドの商品を確認実際にお店に行って試着→クーポン使えるしZOZOで買う という行動パターンのお客様が割と見かけます。(知り合いも割といる)

そのオンラインの弱みである「自分の体型とサイズは適切なのか」という課題を解決するのが「ZOZOSUIT」の大きな役割なのです。

もっというと「ZOZOSUIT」で自分の体型の数値を測ることで、自分にあった各ブランドのサイズを知ることができますよね。

例えば ブランドA と ブランドB の同じMサイズの表記でも実際は微妙にサイズ感が異なったりします。

それがZOZOSUITを用いることで

自分の体型にはブランドAはSサイズ、ブランドBはMサイズと知ることができます。

このようにブランドごとのサイズ感の違いがあっても自分の正確な体型の数値を知っているので安心して購入することができるんです。(素晴らしすぎる)

またサイズ違いによる返品のリスクも大幅に改善しますよね。

ZOZOSUITで自分の体型を測る→アカウントと紐付けてZOZOTOWNで「あなたのサイズにあった商品」みたいなレコメンドカテゴリーができることも容易に想像できます。

この方の図解がシンプルでわかりやすいです。

このZOZOSUIT が普及すれば、リアル店舗に行かなくてもオンライン一つで全て完結してしまいます。それゆえに今後も、オンラインショップが今まで以上に加速するのでは。というかしないわけがない。

予想:ZOZOSUITの影響でリアル店舗で起こりうること

ベーシック商品の売り上げは減る

このままZOZOSUITが普及するとどうなるのか。

リアル店舗の利用、特にベーシック商品を扱うようなファストファッションやセレクトショップは確実に影響が出ます。

なぜなら、ZOZOSUITの計測によって自分に合う服がわかるため

わざわざベーシック商品なら、自分の計測データがあれば試着する必要もないし、質感も今までの経験上わかってる部分が大きい商品であるから。

またZOZOTOWNのプライベートブランドではZOZOSUITの計測からその人にあった商品をオーダーメイドするそうです。(ユニクロさんあたりが影響出たりするかもしれないですね。まあすぐに対策を練ってくるでしょうが。。)

素材や新たなシルエットなどサイズを知るだけではわからない商品やコーデの強化

edwinahoerl

これに関しては、各ブランドが今一度、再考しなくてはいけない項目だと思います。

もちろんZOZOSUITでデータを知っているからといって、実際の着用した時の感触や全体のシルエットのバランスは知ることはできません。

ファッションって、ぴったり自分のサイズに合ってるのが全ていいという訳ではないんですよね

例えば、ビッグシルエットのスタイルなどは、ワンサイズわざと大きくしたりと色々なサイズ感を自分に合うコーデで合わせたりすることもファッションの醍醐味の1つなんですよね。それも全てZOZOSUITで解決や提案できるというのは現状ちょっと疑問なところです。

また素材の感触を知るのは実際に見て、触って、着てみないと難しいです。

そういう訳で、他のブランドにありそうな商品を作ってるだけではZOZOSUITの登場により一網打尽にされる可能性が大です。

一方でまさに独自のテイストや特徴のある商品を作っているブランドは残っていくと思いますし。今後は自社テイストの強い他と差別化するような商品が増えていくような気がします。

というかそれが本来のファッションの姿だと感じます。

ZOZOSUITの測定サイズ表記に対応した商品タグの登場and返品リスクの回避

従来の商品のサイズ表記はS、M、L、XL、というのが一般的で、それを身長でサイズを区切っていましたが今後は商品の各部位の細かいサイズも表記されるかもしれませんね。

つまりZOZOSUITの計測項目が、今後の商品タグの表記に追加されることは可能性として大いにあり得るのではないかと思います。

また、例えばお客様で平日に忙しい夫または息子のために商品を買いにきたという方が結構いたりするんですよ。

従来ではお客様からその方の身長や体型を聞き出し、感覚的に判断したり、いつも着ているサイズを聞いたりしているんですがZOZOSUITの計測結果があれば容易にどのサイズがあってるか判断することができますし、お店側としては返品リスクを回避できることにもつながります。

”ZOZOSUIT以降”でアパレル業界は変わる。それも革新的に。

おそらく今後のファッション業界では、ZOZOSUITの台頭で「ZOZOSUIT 以前以降」という表現がされます。そのくらい画期的な製品です。

製品というかもはやこの記事に表現されている通り(「ZOZOSUIT」への悔しさと感謝と、私たちはここからどう戦っていくべきなのかということ。)プラットフォームという表現が適切かと。

人類の歴史上、自分の体型の数値を一人一人が把握しているという時代があったでしょうか。

ZOZOSUITによって国民の服選びに新たな基準が加わるということ。

そんな時代が到来しようとしています。

一方でリアル店舗はいよいよこのままでは本当に危ないですよね。特にどこかに売ってそうな商品ばかり生産してるブランドとかは

最近アパレル業界にテクノロジーがどんどん参入して行きますね。

これからも間違いなくアパレル業界を牽引していくであろうZOZOTOWNを今後も注目していきたいと思います。

予想:おそらくZOZOSUIT ならぬZOZOSOCKSが出るかもしれない

ここからは完全に個人の予想ですが結構確信に近いです。

おそらく近い将来ZOZOSOCKS(名はあくまで予想)という自分の足のサイズもしれると思います。

なぜなら体型を測る技術があればおそらく足のサイズを正確に測れることも容易なはずです。

足のサイズと言っても長さだけではなくて足の幅や、甲の高さまで測ってくれるようなものです。

特にシューズのブランドは同じ27センチでも幅や長さが結構違ったりするので、自分の足の数値によって各ブランドの適切なサイズが知れるのは嬉しいですよね。

もしかしたら、自分の足の型にあったオーダーメイドのシューズもZOZOから発売されるかもわかりません。(ワクワク)(あくまで予想)

(アイキャッチ画像は公式HPから)